Viewの境界線を表示する.border()について解説します。
環境
この記事の情報は次のバージョンで動作確認しています。
【Xcode】11.2.1
【Swift】5.1
【iOS】13.2.2
【macOS】Catalina バージョン 10.15.3
【Swift】5.1
【iOS】13.2.2
【macOS】Catalina バージョン 10.15.3
基本的な使い方
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.border(境界線のスタイル, width: 線の太さ) |
Viewに対するModifierとして使用します。
境界線のスタイルにはColorやグラデーションの他に画像も指定可能です。
引数(width)では境界線の太さを指定します。デフォルト値は1です。
使用例
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struct ContentView: View { var body: some View { HStack(spacing: 50) { // 赤い境界線 Text("カピ通信") .padding() .border(Color.red, width: 3) // グラデーションの境界線 Text("カピ通信") .padding() .border(LinearGradient(gradient: Gradient(colors: [.green, .blue]), startPoint: .topLeading, endPoint: .bottomTrailing), width: 3) } .font(.largeTitle) } } |
境界線が描画されるのは、実際の境界線の内側になりますので、太さによってはViewのコンテンツと重なる場合があります。
コンテンツと境界線の間にスペースを追加するには、上記例のように.padding()と組み合わせて使用します。
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