【SwiftUI】カスタムModifierの作成

(2020/05/4 更新)

SwiftUIでは、定形のModifierをまとめたカスタムModifierを作成できます。これは、繰り返し処理を避け、ソースの簡素化をはかるのに有効です。
本記事では、カスタムModifierの定義方法と使用方法を紹介します。

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環境

この記事の情報は次のバージョンで動作確認しています。

【Xcode】11.4.1
【Swift】5.2
【iOS】13.4.1
【macOS】Catalina バージョン 10.15.4
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カスタムModifierの定義

カスタムModifierはViewModifier protocolに準じた構造体として定義します。
次のコードはタイトル用のカスタムModifier”MyTitle”を定義するサンプルです。

使用する際には次のようにmodifier()メソッドを使います。

【図1:カスタムModifierの使用例】

注意点として、カスタムModifier内で使えるのは、View protocol に準拠している標準Modifierのみです。
例えば fontWeight() のように、特定のViewにしか有効でないものは使えません。
標準Modifier以外のメソッドも含める場合は、こちらの方法を使います。

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modifier()メソッドをラップする

次のようにViewのextensionとして定義する事で、modifier()メソッドを任意のメソッドに置き換えられます。

先程のmodifier()メソッドを呼び出す部分が次のように置き換えられます。

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カスタムModifierでView構造を定義する

カスタム修飾子は、既存の修飾子の組み合わせだけでなく、必要に応じて新しいView構造を作成できます。
次の例は、ViewをStackに埋め込み、別のViewを追加するオブジェクトを作成する事で、著作権表示の機能を実現しています。

【図:著作権表示のカスタムModifier】

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標準Modifier以外のメソッドを含める場合

前章までで示した方法では、標準Modifier以外のメソッドが使えません。
標準Modifier以外のメソッドを含めたい場合は、次のようにextensionで拡張する方法が使えます。

標準Modifier以外のメソッドを含める場合

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